年末年始イタリアに行ってきた記事まとめ。

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コルトーナの後は、予備日というか、ローマ市内で行ってないポイントを散策して割とのんびり過ごした。昼間のコロッセオ。

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やはり代表的な観光地っていうのは季節を問わず人が多くて、「なるほどなあー」で終わってしまう気がしますね。歴史的なモノとか文化に触れるのはすごくいいことなのですが。

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年末の大雨で大増水したテベレ川。洪水の跡が残ってました。黒くなっているところよりも上まで増水したっぽいです。ローマでは電柱を一切見なかったので、通信インフラ等すべて地中に埋めているはずなので、大変だったでしょうね。

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ローマ滞在中、パスタに関して何軒かハシゴしました。日本人てパスタを食べるときスプーン使ったりしますけど(ぼくもスプーンあれば使います)、イタリアではスプーン使わないんですね。(話逸れますが、ピッツァは一人一枚が基本で、ピザカッターのようなものは使わずフォークとナイフで好きな大きさに切って食べます)。それと、本場のパスタと聴くとアルデンテっぽい食感を想像しがちですが、こっちのレストランは家族経営で切り盛りしているところが多く、麺は自家製で極太・モチモチって感じでした。蕎麦屋で蕎麦やうどんを打っているシーンを日本でも目にしますけど、それと同じくパスタを打つ音が厨房から聞こえてきます。

味に関しては、特にローマ市内は、よくお店を調べてからでないとハズレを引く可能性が高いんじゃないかという感じです。大抵、めちゃくちゃ塩辛いです。ニンニクは少なめで香り付け程度って印象です。

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ワイン、チーズ、プロシュート、パンなど素材は大抵、何を食ってもうまいです。これはフランスでもそうでしたが、日本でどうがんばってもこの価格帯でこのワインやチーズを提供するのは難しいだろうというレベル。本当にうまい。

そんな感じであっという間に滞在期間が過ぎてしまいました。行く前は「イタリアどうなの?」てなっていましたが、行ってみるとイイところでした。大都市圏で自転車のための交通インフラがあまり発達していなかったことは驚きでしたが、イタリア人は古い町並みにあった合理的な生活スタイルでした。また一年後も機会があればどこか未開の地へ行ってみたいものです。


その4から続き。インフルエンザにかかってしまい、しばし病床に臥してました。

ROMA Termini

ローマ市内の観光名所はだいたい回ったので、息抜きで電車の旅を入れます。フィレンツェ行きの電車だったかな?駅のホームがめちゃくちゃ遠くてギリギリ乗車。今回の目的地はフィレンツェと同じトスカーナ州の小さな街「コルトーナ」。カムチアという無人駅で下車します。

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下車したはいいものの、10m先が見えないほどの濃霧。バスの時刻表は破られてて読めないし、タクシーもいない。とりあえず街の方へ歩き出したのだけれど、かなりの激坂。Google Mapsで見た感じだと徒歩20分くらいで着きそうな感じだけど、大誤算でした。20分くらい歩いたところだったか、霧が晴れて見えてきた街の全貌がこれ↑。あまりの天空都市っぷりに、この旅一番の歓喜であった。さらに10分ほど登ったところで、どうやら街の住人らしきおっちゃんが車から声を掛けてくれて「コルトーナへ行きたいんだろ?まだまだ長いから、乗ってけよ!」(といったニュアンスのイタリア語だったと思う)と、街のバスターミナルまで乗せてくれることに!めちゃいい人でした。おっちゃんをはじめ、街の殆どの人はイタリア語しか喋れないことや、コルトーナの街が2千年以上の歴史があること、ぼくがジロ・デ・イタリアの話を振ると「コースになったりもするよ!」と陽気に答えてくれたこと(ホントかどうかはわからないが)など、色々話を聞けた。この距離、歩いたら相当大変だったぞ・・・。

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おっちゃんの「Ciao!(じゃあな!)」、まじでかっこよかったぜ・・・。街の小さな広場からカムチアの街を見下ろすと、一気に目が覚めた。

Cortona

さっきまでこの雲海の中にいたのか。(おかげで電車に乗っている2時間以上、ほとんどキリだったわけだが)。まさに天空都市に来た。

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コルトーナは、「ライフ・イズ・ビューティフル」とか「トスカーナの休日」で舞台になっている街らしく、特に後者はアメリカとイタリアの共同製作ということもあって、アメリカ人観光客が多いんだとか。この街ではアジア人一人も見なかったと思う。写真は街のメインストリート。おっちゃんが降ろしてくれたところから中央広場までの約200〜300mくらいしかない。

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もっと驚くべきは、この街にはこの200mほどの平地しかない。あとは全て坂道(しかも激坂ばかり)なのである。自転車はまともな交通手段になり得ないし、車も坂道発進の連続だ。道幅も狭いため、観光客用の駐車場も街の入り口に完備されていた。

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移動時間が長かったため、すでに時計は1時を回っていた。腹ごしらえはトスカーナ地方のブランド牛「キアナ牛」のビステッカがいい。コルトーナは田舎町だけあって、物価が安い。むしろローマやフィレンツェが高すぎる節があるが。フルコースでワインと食後にコーヒーを飲んでも一人30ユーロくらい。お店を選べば一人20ユーロで満腹になれると思う。

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2時間みっちりコースを楽しんで、時計はすでに15時。再び街を散策。ヨーロッパの町並みは青空と非常に相性がいいと思う。ヨーロッパを旅するならやはり夏だよ。

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街の裏側。ロールプレイングゲームの1シーンをそのまま切り出したようだ。

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街の頂上に着く頃には、地上の雲海も殆ど晴れていた。手前の古びた建物はマルゲリータ教会。ちょうど17時の鐘が鳴り響いた。

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帰りのバスも気になるし、足早にメインストリートに戻る。しかしすごい坂だ。

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メインストリートに戻ると、クリスマス装飾の名残がまだ光っていた。トスカーナ地方はレザーやウール製品も有名なのか、バッグやグローブ、ニットなどトスカーナ産のレザーショップが多かった。コルトーナの特産らしいテラコッタのお店も数件見受けられた。

Cortona Sunset

土産を物色していると、案の定、バスに乗り遅れたっぽい。次のバスまで1時間以上ある。1時間あるなら歩いて駅まで行こうと決めて下山しつつ、バスの時刻表を確認していると、地元のおじいちゃんらしき人が停まってイタリア語で何かしゃべっている・・・んだけど、何を言っているのかわからない。たぶん、ここにはバスが来ないから、違うところ行け!と言っていたのかな?と思うが、あまりに意思疎通が取れず、おじいちゃん「しょうがねえなあ後ろ乗って行けよ」といった口ぶりで後部座席を指差す。乗せていってくれた先は、街の大きなバス停。ほどなくしてカムチア駅行きのバスが到着。走り去るじいさん。低い声で「Ciao!」じいさんかっこよすぎる・・・。

実はカムチア駅からローマに帰る途中でも心優しいイタリア人達に助けられたのだが、本当にこの日は人の温かさに触れた良い一日だった。


その3から続き。あと2エントリーお付き合いください。

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ローマ2日目はバチカン市国、カトリックの総本山をメインに動きました。とにかく人が多い!

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バチカンはローマ市内にあるディズニーランドよりも小さな国。写真左のような「国境」で囲われてます。

Swiss

バチカンの警備にあたるスイス傭兵。なぜスイス人が警備をしているのかはWikipediaをどうぞ。冬なのでコートを着ていましたが、これでもすごく派手です。

Vatican Museum

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サンピエトロ大聖堂とバチカン美術館を観て回ったのですが、圧巻でした。最後の方は感覚が麻痺&疲労で何も感じなくなってました。

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局部が切り落とされて、その上からイチジクの葉をかぶせてあります。バチカン美術館内の彫刻作品では、しばしば見受けられる光景です。「イチジクの葉運動」とかで調べてみると詳しく載ってます。それと「ダヴィンチコード」の続編「天使と悪魔」がローマとバチカンを舞台にしてます。面白いかは別として、行く前に予備知識として観ておくといいです。

ROMA

この日はバチカンへ行った後、いわゆるローマの観光名所と呼ばれるところを観て回りましたが、観光客が多すぎて観れたもんじゃなかったです。特に感想はありません。

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夕食は、ローマのはずれまで足を伸ばしてピッツア食いに行きました。日本の観光ガイド等にも出ているようですが、地元民で埋め尽くされていて観光客の気配はなかったですね。まずはマルゲリータ。日本でピザを食べる時は、だいたいナポリ風の耳があるタイプを食べますが、ここはローマ。耳無しです。めちゃくちゃうまい。

Rocket Leaf

これはチーズ生地にルッコラを乗っけただけのやつ。文句なしでうまい。

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イタリアでは家族経営のアットホームなレストランをトラットリアというそうですが、ここも家族みんなで切り盛りしてました。あまりにも美味くて、最終日の夜も来ちゃいましたね。

REMO

お店の外ではテイクアウト待ちのお客さんで賑わってました。REMO(レーモ)というお店です。

その5に続く


その1から続き

01/01/2013 MILANO

ミラノでも年が明けて1月1日。世界の元日は、どこも静かだ(日本はもっと休んでいいと思う)。街は昨夜のカウントダウンの割れた空き瓶や花火で散らかり放題。この日は電車でベネチアの一日観光をすることにした。フランク・ロイド・ライト先生が「世界で最も美しい鉄道駅」と表したミラノ中央駅。

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この日の列車はこれ。悪名高きイタリア国鉄の民営化によって業務を請け負う「Treinitalia」だ。

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この広さでセカンドクラス。日本が誇る新幹線も十分広くて超快適だけれど、海外の列車は安くても席が広くていい。しばし列車の旅。

Vicenza

途中駅の「Vicenza」は、カンパニョーロ本社にごく近い駅。本当にごくごく普通の田舎町だったけれど、ここから素晴らしいプロダクトの数々が生まれていると考えると感慨深いものがあったなあ。

Venezia

水上都市ベネチア。主な交通手段は運河を利用した船と徒歩のみ。車両の乗り入れすら禁止されていて、軽車両にあたる自転車にも乗ってはいけない。さすがに元日でも多くの観光客が押し寄せていた(逆に、行くところがないのかもしれないが)。

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すごくストレス溜まりそうな街だ・・・。でもとても美しく魅力的。

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普通なら地図にも載らないような、こんな細い路地でもベネチアでは主要道路なのだ。Google Mapsをたよりに観光していたのだけれど、細い路地も網羅されていて距離感覚が掴めなかった。

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ベニスの名物らしいイカスミのパスタ。物価がすごく高いので、これで20ユーロくらいしました。味はごくごく普通でしたけどね。

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Niche君におすすめだよ!と言われていたムラーノ島に行きたかったのだが、元旦のため船の本数が減っていて時間的に断念。

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さらにものすごい霧で見通しが悪い!海面は荒れてるし、海風が冷たすぎる。夏の方が断然おすすめ。でも帰り際に見たヴェニスの夕暮れは冬でもすごく美しかったのだ。

その3へ続く


無事にイタリアから帰ってきました。一度、日常をリセット。今年も気持ち新たに活動していきたいです。

KLM Amsterdam

去年の旅行と同じくKLMオランダ航空でユーロ圏へ。貧乏旅行故、乗り継ぎは仕方ありませんが、機内食も問題なく美味いですし、安定的に安いので好きです。

Schiphol Airport Lounge

トランジット4時間半、ネットくらいしかやることなくて困りました。一般ユーザが利用できるラウンジもオランダはこんな感じ。

MILANO CENTRE

ミラノのリナーテ空港に着いたのが21時過ぎだったかな?ホテルはミラノ中央駅のすぐそば。この日は移動疲れで就寝。

Milano

朝早めに起きてミラノの街を散策しましたが、なんせ大晦日。全然お店開いてないし、群馬かよ!ってくらい人通りが少なくて物騒な感じでした。旅行前、ミラノ出身のイタリア人に「ミラノ行くよ!」とメールしてみたのですが、「ミラノはカオティックな街だけど、いいよ!」と返信が。大晦日ということを除外したとしても、何となく分かる気がします。

Milano DUOMO

ミラノのドゥオーモ!

Milano Christmas Market

ドゥオーモ脇ではクリスマスマーケット真っ最中。

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近くのアーケード。

bike Me

恒例のレンタルバイクチェックです。

Shaft drive(bike Me)

なんと、シャフトドライブ!なんでこれ採用したのかナゾだ

Milano bike Me

bike Me basket Mount

マウント方法がカワイイ

Biciclette Rossignoli

ミラノで一番有名で歴史のある自転車屋ということで聞いていた「Biciclette Rossignoli」という店にも行ってきました。100年以上の歴史あるお店だそうですが、ほとんど生活自転車と中古フレームを売っている印象でした。カンパニョーロのお膝元イタリアだというのに、推しはシマノパーツで、カンパがインストールされた完成車は一台も無かったですね。というか市内に自転車店らしきお店がぜんぜん無いし、スポーツタイプの自転車に乗っている人も2人くらいしか目撃しなかったです。本当にこの国は自転車が盛んなの?と疑うレベル。

Rossignoli Bike

オリジナルブランドでシティサイクルからシングルスピードまで色々な車種を展開していましたよ。この日はミラノ中を動き回って年越し。カウントダウンは、そこら中で花火や爆竹を鳴らして大騒ぎ。すごかったです。

その2に続く