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落車

溝にハマって落車したらどうするか?まとめ

さかのぼること半年前、沼田方面に練習に出かけた帰りにコンクリートの継ぎ目にタイヤを取られ落車。かなり痛い目に遭ったんですが、まとめるのを忘れてたので、今更感はあるものの、まとめ。

Fall into a ditch!!!

こんな感じのミゾに前輪をすっぽり取られて顔面から落車。ヘルメットは割れるわ、顔は切れるわ、ムチ打ちになるわで大変でした。これだけ大きな落車をしたのが初めてで、ヘルメットの重要性を再認識した事件でもありました。この事故後、ぼくのまわりでも普段からヘルメットを着用する人が増えて、よかったと思います。

このミゾ自体、NABE君の話だと10年以上前から存在していたものらしいですが、このあたりは近くに学校も駅も無く、自転車が通るような場所でもないので問題にならなかったんだと思います。とはいえ自転車のタイヤがすっぽり入ってしまうほどのミゾは、どう考えても欠陥工事だろうということで、ぼくが救急車で病院に運ばれた後、気を利かせたNABE君が道路を管理する土木事務所にクレームを入れてくれました。

ここから土木事務所との協議がはじまったわけです。クレームをしてから2日後、担当者の方がケガの様子と自転車の状態を見に自宅まで来ました。割れたヘルメット、破れたウェア、自転車のキズ等、写真を撮って帰りました。

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それから治療に2〜3ヶ月かかり、だいたい完治したかな?ってところで見積もり作り。ムチ打ちなので、明確な完治がわかりにくい。

計上できるものは全て記載して、合計で70万円くらい。郵送したら結果を待ちます。確かこの時点で10月になってたような気がします。

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一方、「落車した場所が補修されてますよ!」と噂を聞きつけ練習ついでに行ってみると、確かに補修されてました。

最終的に保険金が自分の銀行口座に振り込まれたのは12月はじめのことでした。こちらも示談書を提出して、一件落着です。ここからは参考になるかどうかわかりませんが、もし読んでる方が不運にもこういうことに巻き込まれた時のポイント。

  • まずは、管理している土木事務所にクレームを入れることです。一般的に国道は国か県、県道・市道は市町村役場の土木課が管理してると聞きました。
  • 土木事務所の人には紳士的に接する。「んだてめえ!」な態度だと損する確率が高いです。(後述)
  • 病院は時間がかかっても、徹底的に通ってキズを完治させる。擦過傷はキズの具合が明らかですが、ムチ打ちは尾を引くことがあるので徹底的に
  • 見積もりは技術力のある自転車専門店でもらったほうがいいです。(後述)
  • 破損物の写真、現場の写真など、念のため残しておいたほうがいいです。
  • この手の事故だと、保険金の支払い相場は3割〜5割が基本だそうです。(後述)

担当の方と話している中で、土木事務所の方は良くメモを取っていて、数ヶ月も前に話したことをきちんと覚えていてびっくりしました。明らかな欠陥工事だと担当の人も認めていたんですが、常にこちらの過失を探っているような感じです。もちろんウソはついちゃいけませんが、不用意な発言は避けて、あくまで紳士的な態度で。そこにミゾが無ければ事故は起きなかったわけですが、同じくそこを自分が通らなければ事故は起きなかったわけです。自分にも責任があるということを忘れずに。

今回いろいろ勉強になったのは、保険金の出所です。もちろん、こういった不慮の事故対策で県や市町村役場も特殊な保険に入ってるわけですが、過失割合を決めるのは保険屋ではなく県庁でした。保険屋の担当者もNABE君のところに預けてある自転車の状態を見に来たそうで「ぼくは確認するだけで、過失割合は県が決めるから弊社に決定権ないんですよ」と言ってたようです。これにはびっくり。最後は保険屋とのオラオラ!な対決になることを予想していたのに県のいいなりとは。どういう仕組みなんでしょ。で、最終的に保険金の支払いは5.5割ということで決着が付きました。よほどのことがない限り5割は出ませんよ、と言ってましたが、今回のケースでは道路管理に明らかな不良があったということを考慮して5.5割とのこと(そこは7割くらいほしかったところだがw)。

最後に見積もりについて。見積もりはリテラシーのある方にお願いすることを強くオススメします。例えばカーボンフレームなんかは、フレーム全体でバランスを取っているのでクラックが入ったらアウトです。自転車店によっては、外側にキズが無くても強い衝撃を受けたら「全損扱い」で記載してくれるところもあるみたいです(それで新しいフレーム買ってくれたらラッキーって腹積もりもあるんでしょうけど)。ぼくの場合、奇跡的にフレームは無傷でしたが、付いてたパーツがスーパーレコードだったため、ウェア類と合わせて70万円という驚愕な見積もりになっていたわけですが・・・。それと、いくら高いパーツを使っていても、1度使った時点から価値は落ちていきます。保険支払額が5割だからといって、定価の半分が戻ってくるわけではないです。

まあでも事故ってのは、全くいいことないですね。まわりに迷惑をかけるし、仕事に支障出るし、ムチ打ちは治っても、やっぱり雨の日とか寒い日は痛みますよ。結局、支払われるお金っていうのも、みんなが汗水垂らして稼いで納めた税金なわけです。ぼくの不注意も一因ですが、税金を使って日々パトロールしてる土木事務所は何をやってんだ、と言いたくもなりますね。

こんな感じで参考まで。何か質問があれば答えられる範囲で答えます〜。


落車現場が補修されていた件

赤城山ヒルクライムも終了して、残すは10月16日に控えるJCRCシリーズ第9戦のみ。毎年、このレースはアートスポーツがスポンサーに付いて「アートスポーツ杯」の名でやっていたレースでしたが、今年はスポンサード無しみたいです。去年のレースは、いろいろあったし、そのあたりの事情が絡んでいるのかもしれません。

さて、日曜日は国体が控えるNABE君と、高山村のハートロック城までの往復90kmで練習してきました。前橋〜渋川まで続くダラダラとした登りと、子持〜沼田までのアップダウン、ラスト5kmはヒルクライム、帰りは下り基調でアップダウンの連続と、かなり練習になるいいコースでした。とにかくキツかったなあ〜。NABE氏「うん、走り方がダメだね」と一喝。ちゃぶ台返しを喰らった感は否めませんが、こういうところがダメだよと具体的なアドバイスもくれる良きコーチっす。

ついでに、2ヶ月前の落車現場がどうなっているのか見てきました。(落車関係まとめ)

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ちなみにこっちが施工前。底なしの深さ、道路脇は高さ10mはありそうな崖です。

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完全に塞がれてたw

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道路に対して横方向は、なぜか初めから穴は塞がっていました。構造上仕方のないことだったのか、もしくは欠陥工事だったのか。そのあたりのことも、過失割合の相談時に判断材料になってくるんじゃないかと思います。


パーツの見積書等を提出してみる

一ヶ月以上前の「土木事務所に相談だ」が、参考になったと好評だったので、続きです。これまでの流れは「落車」エントリーにまとまってます。

ぼくが落車したのは7月10日で、すでに2ヶ月が経過してます。担当の整形外科医の先生が、ぼくと年齢が近く良く話を聞いてくれるので、様子を見ながら月1回の診察がまだ続いているんですが、いつになっても賠償請求ができないので、土木事務所に「まだ通院してますが、一段落つきました」と報告しました。数日以内に「損害賠償請求書」を送付するので、見積書等を添付して返送してくださいとのこと。今回の件で費用として計上できるものは全て挙げてくださいとのことだったので、遠慮無くいかせてもらいます。

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まず、タキザワで入手出来るパーツを全て列挙して、NABEくんの手を煩わせてしまったんだけれど、見積書を作ってもらいました。タキザワで取れないものに関しては、代理店の価格表を印刷しときました。それに通院費用などが入ってきます。整体やマッサージも行ったんですが、証明書を出してもらう手間もあるので、それは省きました。自転車関連で書き出したのはざっと

  • Campagnolo SuperRecordコンポほぼ一式
  • Easton EC90 AEROホイールセット
  • ウェア一式、ヘルメット、サングラス、シューズ等
  • ペダル、サドル、タイヤ等
  • 修理に伴う工賃、チェーン、ワイヤーセット、バーテープ、リムテープ等

全て定価で書いているので、合計すると約70万円くらいです。虚偽の記載は、後々マズいことになるので、やめときましょう。万が一フレームにキズ付いてたら100万円コースになるとこでした。コンポのほとんどがキズになっているのにも関わらず、フレームにキズが付かなかったのは奇跡的でした。

これら賠償対象の資料と一緒に、群馬県知事(この前、知事宿舎に女を泊めて問題になってた彼です)宛の損害賠償請求書を送ります。次のセクションでは、ついに過失割合の相談になるのかな?


土木事務所に相談だ

2週間くらい前、レース前の練習中に落車。ムチ打ちが残ってるくらいで、ほぼ完治したんですが、先週のレース帰りに落車現場を通ったのでちょっとネタにしてみようと思います。

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場所は国道17号と沼田街道を結ぶ綾戸橋付近。こんな感じで緩い傾斜になってます。右側には川が流れているため、ガードレールの先は崖です。

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坂を登り切ると、こんな感じで30mmほどの隙間が出現します。道路を横断する形で隙間があるなら問題ないんですが、縦に5〜10mほどあります。事故当初はリムのキズから考えて深さ50mmくらいだと思ってたんですが、大違い。底なしのような深さでした。帰ってからもう一度ホイールを見てみると、スポークがハブ付近まで内側に曲がってました。つまりこの溝に300mm近く落ちて、前輪がロックしたっぽい。恐ろしい・・・。

で、ここからが本題。実は一緒に練習していたNABEくんが、この道路を管理している渋川土木事務所に連絡をしてくれて、道路管理に問題があったかどうか調査してくれることに。2日後、現場を視察した後、車両の写真を撮りにウチまで出向いてくれました。話を聞くと、明らかに道路管理に問題があったと認めていて、土木事務所が入っている保険会社が仲介して、治療費と自転車の修理費等を負担してくれるそう。これには正直驚いた。普通、自爆だったら泣き寝入りだろう。落車が起こったのは、当然自分の不注意なわけだけれども、あるはずのない溝や穴が原因で事故が起きた場合、管理者責任も問われるんだそう。そもそも土木事務所の役割が

  • 道路及び河川のパトロールを行い、危険箇所の早期発見と事故の未然防止
  • 公共物の老朽化・劣化や自然災害による道路等の損傷を回復するための維持補修工事の実施

だったりするわけで、当然といえば当然か。

負担金の割合は保険会社と相談になるんだろうけど、例えば路面の劣化などで出来た溝や穴で事故が起きた場合は3割くらいが定説らしい。今回のケースは、自転車の走行を想定していない欠陥工事という扱いで、もっと割合は大きくなると思いますと土木事務所の人。NABEくんに聞けば、このあたりは彼が学生時代に毎日通っていたルートらしく、10年以上前から変わっていないよ、とのこと。普段自転車が多く通る場所でもないので、今まで問題になってなかったんだろう。

こういったネタは情報が少なく、泣き寝入りのパターンが殆どだと思います。一応、まだ通院してる状態なので大きなアクションはありませんが、参考程度にやりとりをまとめていきたいと思っとります。


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