- 2009-09-19 (土) 11:49
- Custom & Maintenance | Fixie
さて、割とアクセスの多かった「シマノ8~10速用HED.3リアホイールの固定化」について。
HED.3っていうのはタイムトライアルとかトライアスロン競技では割と有名なHED.社のトライスポーク。ツール7連覇のアームストロングが愛用していたという、あれ。もう相当な知名度になっていて、Yahoo!オークションなんかでもよく見かける。だけど注意してほしいところは「Fixxer Hub Converterで固定化できないものがある!」ということ。これを知らずに「ロード用でもピストで使えるんでしょ?」なーんて軽い気持ちで買うと失敗する例も。とりあえず、Surly社のFixxer Hub Converterを使用して固定化する手順はRev-Xをやったときのエントリーを参照。
SPINERGY Rev-X – Surly Fixxer Hub Converterによる固定ギア化
Rev-Xを固定化するよりずっと簡単なんだけどね。で、実際固定化してみた。
ドライブサイドはこんな感じになります。反対側はというと
こんな感じ。付属のコーンがロード用で少し長めになってる場合は削るなりカットするなりしましょう。短くなっちゃったらスペーサーで調節です。で、問題の「固定化できない」というのはどういうことなのか?実はこのHED.3、昔はSPECIALIZEDのOEMでHED.3を生産していた時期があって現行品のシマノ8~10速用ハブではなくて、90年代のデュラエースハブが使われたんですね。このデュラエースハブのボディーを取り外すには専用工具が必要で、しかもネジ山のピッチも全然違う。外見は現行品のHED.3と変わらないんだけど、デュラエースハブかどうかはシャフトを外してみないとわからない。だけど、ちょっとした判定方法もありますよ。
これはバルブ口付近。この凹み上部に「丸いオレンジ色のステッカー」が張ってあるタイプは間違いなく古いタイプのものです。現行品だと、中央あたりに「長方形の白いシリアル番号の書いてあるステッカー」が張ってあります。オークションなんかでは「Fixxer Converterでピストでも使えます!」なんて嘘言ってる人もたまに見かけますんで、注意してくださいね。
余談ですが
このHED.3、実は方向があるの知ってました?リアホイールの場合はドライブサイドが決まっているので問題ありませんが、フロントホイールの場合はわかりません。上の写真はスポーク部分のアップですが、両側の厚みを調べてみてください。「どちらかが尖っていて、もう片方は少し丸くなってる」はずです。これ、丸くなってる方がホイールの回転方向になるようにしてあげましょう。
Comments:3
- DS 10-09-06 (月) 10:43
-
こんにちは。
いつもブログを拝見させていただいています。
質問なのですが、このHED3をFixxer Hub Converterを使って固定化する場合には
Rev-Xのようにワンオフ部品が必要となるのでしょうか?
それともFixxer Hub Converterだけで固定化できるのでしょうか?どうぞよろしくお願いします。
- tkey 10-09-06 (月) 17:10
-
>DSさん
こんにちは。
HED.3はFixxer Hub Converterだけで固定化できますよ。他には特に何もいらないはずです。
むしろこれが普通で、Rev-Xがクセモノと考えた方がよいです。
現在流通しているシールドベアリング仕様のホイールは、ほとんどミリサイズのベアリングを使用していますが、なぜかRev-Xはインチサイズのものを使用しているんです。Specializedの名前で出していた頃のHED.3はFixxerを使っても固定化できないので、オークションなど中古で買う場合は注意が必要です。
コピー品の「HED.3」ステッカーを張り替えて、さも最新のもののように売っている悪質な例もあるので注意してください。 - DS 10-09-07 (火) 12:27
-
>theyさん
どうもありがとうございます!
参考にさせていただきます!
Trackbacks:1
- Trackback URL for this entry
- http://tklog.net/archives/42/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- HED.3 – ロード用からの固定化 from tklog
- pingback from tklog - Campagnolo Scirocco Disk Wheel 11-02-22 (火) 13:57
-
[...] HED.3 – ロード用からの固定化 [...]



